サブスク型宿泊の台頭
月額制で宿泊施設を利用するサブスクリプションモデルが世界的に広がっている。不安定な稼働率を安定収益に変える手段として、施設側にも大きなメリットがある。
3つのモデル比較
HafH(日本)
月額2,980円〜の「旅のサブスク」。国内外1,000施設以上と提携。コインシステムで施設ランクに応じたポイント消費型。施設側はオフピークの稼働率向上に活用。
Selina(パナマ・グローバル)
コワーキング一体型のノマド向けサブスク。月額$500〜で世界25カ国の施設に滞在し放題。デジタルノマド需要を取り込み急成長。2024年にNASDAQ上場。
Inspirato(米国)
ラグジュアリー特化。月額$2,500で世界中の高級リゾートに定額泊。ターゲットは富裕層。1施設あたりの枠を限定し希少性を維持。
施設側のメリット
- オフピークの稼働率向上:平日や閑散期の空室を有効活用
- 安定キャッシュフロー:月額収入で季節変動を緩和
- 新規顧客の獲得:通常ではリーチできない顧客層との接点
サブスクモデルは「空室を安売りする」のではなく「新しい顧客層を開拓する」という視点で評価すべきだ。



